眠りたい。眠りたい。
眠れない。眠れない。
全てを忘れて眠りたい。
今の僕には夜は長すぎる。
眠りたい。眠りたい。
眠れない。眠れない。
僕の悩よ、何も考えるな。
明日になれば全てはわかる。
眠りたいのに眠れない。
これ以上の苦痛がこの世にあるだろうか。
まるで不老不死の薬を飲んだみたいだ。
死にたい。死にたい。
死ねない。死ねない。
まるで時が止まっているかのように感じる。
地球が爆発し、その姿が塵になっても僕は生きている。
宇宙空間をただひたすら漂っている。
皆どこに行ったの。置いていかないで。僕もそっちに行きたいよ。
死にたい。眠りたい。
眠れない。死ねない。
一秒が地獄のようだ。
僕は何の為に‥‥‥
目を閉じると瞼の裏が見える。
瞼の裏は真っ暗で宇宙と変わらない。もう自分が目を開けているのか閉じているのかすら分からない。
何もすることが無い。
僕意外は時間が止まっている。皆死んでしまった。僕は何の為に‥‥‥
眠りたいよ‥‥。
もう時間の存在すら疑わしい。いや、その前に自分が存在しているのか分からない。自分の目で自分を見る事は出来ない。光がなく、自分の目には自分は写らない。
人間は一人では生きては行けない。いや、正確には一人では生きているとは言えない。というべきか。
僕は何かを間違えた。
全てはそこから始まった。
‥‥‥そして永遠に終わらない。
眠れる貴方は幸せだ。
眠る。それは全ての始まりであり、全ての終わりでもある。
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